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23/01/13

日通、23年内にEVトラック10台を導入

 NXグループの日本通運(本社・東京、堀切智社長)は2023年内に、EV(電気自動車)トラック10台の導入を計画している。第一弾として、22年12月15日に横浜支店へ1台、同26日に福岡支店へ1台を導入した。
 脱炭素に向けた取り組みの一環。二酸化炭素(CO2)や汚染物質を排出しないEVトラックを、同社の車両として国内で初めて導入した。三菱ふそうトラック・バス製の「eキャンター」を採用。近距離の引っ越しや配送業務で活用する。
 NXグループは23年度までに、CO2排出量を13年度比30%削減することを目指している。これまで、LPG(液化石油ガス)車やハイブリッド車などの環境配慮車両を国内で1万2000台以上導入してきた。22年7月には、TOYOTAなどの主要自動車メーカーでつくるCJPT社のエネルギーマネジメントシステムの構築・社会実装に参画。30年までに、カーボンニュートラル車両(燃料電池トラック)23台の導入を計画している。

納車された「eキャンター」(横浜支店)

近距離の引っ越しや配送業務で活用していく(福岡支店)