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23/01/12

ヤマト×ミシュラン、物流改革プロジェクトを本格始動

 日本ミシュランタイヤ(本社・東京、須藤元社長)は1月10日、ヤマト運輸(同・同、長尾裕社長)をパートナーとした物流改革共同プロジェクトを本格稼働した。ミシュランの国内物流体制を再構築し、モノの流れと在庫を最適化。将来的な物流コスト削減や出荷リードタイムの短縮につなげる。
 10日、東日本の中央倉庫として機能する群馬県の伊勢崎倉庫から初めての荷物を出荷した。この共同プロジェクトは、ミシュランの倉庫を20拠点から15拠点に集約。在庫の転送の極小化や輸送距離短縮による二酸化炭素(CO2)削減や、リードタイム短縮につなげる計画。
 今後、RFID(無線自動識別)を活用したDX(デジタル・トランスフォーメーション)の推進や、ICタグを活用したタイヤの年度管理徹底などさまざまな改革を実行していく。両社は物流改革を通じ、ミシュランの顧客満足度の向上につなげたい考えだ。