大和物流、ベトナム・ホーチミン近郊に新拠点

 

　

　大和物流（本社・大阪市、木下健治社長）は2022年12月21日、ベトナムのホーチミン市近郊に、新拠点「ディーアンロジスティクスセンター」を開設した。現地法人「ダイワロジスティクスベトナム」の事業拡大を図る。
　所在地はビンズン省ディーアン市、タンドンヒエップ区タンドンヒエップＢ工業団地内。鉄筋コンクリート造２階建ての１階部分約5684平方メートルを賃借する。
　現地の流通・小売・ＥＣ（電子商取引）向けに、日用雑貨・衣料品・飲料などの店舗配送・在庫管理などの物流サービスを展開する。また、ベトナムと日本の在庫一元管理や流通加工のほか、現地パートナーと連携したラストワンマイル配送などを担う。
　同エリアは工業団地が集積し、日系を含む多数の外資系企業が進出している。ベトナム南部の主要貿易港カトライ港まで約30キロメートル、主要空港タンソンニャット空港まで約20キロメートル。海運・空輸などの国際物流に適した立地で、都市部への輸配送拠点としても交通利便性が高い。
　ベトナム南部・ドンナイ省の既存拠点「ロックアンビンソンロジスティクスセンター」と連携し、幅広い業種・業態の物流課題に対応する。さらに本年度中、ベトナム北部に新たな物流拠点の開設を計画している。