• 物流企業

23/10/05

NTTロジ、千葉県八千代市に化粧品物流の新拠点

 NTTロジスコ(本社・東京、中江康二社長)は化粧品物流の新たな拠点を千葉県八千代市に開設した。物流不動産「プロロジスパーク八千代1」の一部を賃借。市川市の既存拠点と連携し、化粧品物流プラットフォーム(基盤)の強化を図る。高品質で生産性の高い倉庫内作業と併せ、化粧品物流向け共同輸配送サービスを提供する。
 新拠点「八千代物流センター」の所在地は、八千代市保品1809ノ1。柱鉄筋コンクリート造(5階のみ鉄骨造)・はり鉄骨造5階建ての5階に入居し、延べ床面積は約2万5091平方メートル。床荷重は1平方メートル当たり1・5トン。全館LED(発光ダイオード)照明。太陽光パネル、非常用発電機を備える。車路は、各階に接車可能なランプウエー方式。
 市川市の既存拠点「千葉物流センター」と並ぶ化粧品物流のプラットフォーム拠点として、共通の倉庫管理システムを活用する。NTTロジ独自の改善・標準化システムに基づき、業務の標準化を図る。
 立地は東関東自動車道の千葉北インターチェンジから11キロメートル、国道16号から2キロメートルで、成田空港や東京湾へのアクセスにも優れる。鉄道駅が多数あるほか周辺人口も多く、作業者の確保が見込める。

「八千代物流センター」が入居する「プロロジスパーク八千代1」。5階建てランプウエー方式

全館LED照明を備える倉庫内