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22/12/20

福通・小丸交通財団、インドネシアのダルマプルサダ大学に書籍寄贈

 福山通運(本社・広島県福山市、小丸成洋社長)の小丸交通財団は12月10日、インドネシア共和国ダルマプルサダ大学の「小丸文庫」に、日本語書籍を寄贈した。日本語を学習する学生らの交流の場を提供し、日本とインドネシアの相互理解・友好関係強化に貢献する。
 ダルマプルサダ大学は1986年、留学者らの経験を母国の発展に生かす目的で、インドネシア元日本留学生協会が設立した。文学部日本語学科では、多くの学生が日本語を学んでいる。小丸交通財団は2017年に小丸文庫を開設以来、約760冊を寄贈してきた。
 小丸交通財団は福山通運の小丸社長が理事長を務め、国内では小学校を中心とした交通安全教室で交通事故防止を啓発している。また、海外向けの取り組みの一環として同日、「日本語作文スピーチコンテスト」を同大学で開催。「交通」をテーマに、日本語を学ぶ学生らが学習成果を発表した。

12月10日の寄贈式で(左から)トリ・マジョルコダルマプルサダ大学長、小丸社長