• 行政・業界団体

22/12/16

全ト協・引越事業者優良認定制度、41事業者を認定

 全日本トラック協会(坂本克己会長)は12月16日、2022年度の「引越事業者優良認定制度(引越安心マーク)」で、41事業者(129事業所)を認定した。
 認定事業者は車両のステッカーや宣伝媒体などに「引越安心マーク」を使用できる。また、提供する引越サービスの相談窓口を設置し、約款や関係法令に沿った対応が義務づけられている。
 今年度認定された41事業者のうち、新規認定は11事業者(20事業所)、更新認定は30事業者(109事業所)。認定の有効期間は2023年1月1日~25年12月31日で、その後は3年ごとに更新審査を行う。20~21年度分と合わせた認定総数は354事業者(1676事業所)にのぼる。
 同制度は、消費者が安心して引越を依頼できる環境を整える目的で、2014年度から開始した。引越事業者の引越サービス名称を認定単位として、客観的に評価・認定。安心・安全な事業者の「見える化」を推進し、引越業界全体のコンプライアンス向上や引越の苦情・トラブル防止を目指している。