• 物流企業

22/12/16

センコー、市原の危険物倉庫を集約した新拠点を新設、EC貨物にも対応

 センコー(本社・大阪市、杉本健司社長)は12月15日、千葉県市原市に「京葉PDセンター」を開設した。市原市沿岸部に保有する危険物倉庫を集約。普通倉庫も併設し、高まるEC(電子商取引)需要にも対応する。
 京葉PDセンターの所在地は、千葉県市原市海保1545ノ2ロジステージ市原区画内。館山自動車道市原インターチェンジ(IC)から約4キロメートルの立地。延べ床面積は鉄骨造2階建ての普通倉庫、トラックバース、危険物倉庫3棟、事務所の総計で2万9799平方メートル。
 両面バースで大型トラック30台分を確保。垂直搬送機4基とドックレベラー4台を備える。定温対応の倉庫も配置。また自社車両も配備し、インタンクや洗車場などを設置した。
 従来市原市の沿岸部に点在していた危険物倉庫を集約。ドライバーの集荷効率化や待機時間の短縮につなげる。また普通倉庫は、高まるEC需要に対応。直営車両の増強で、域内の配送ネットワーク拡大を進める。
 センコーは、新センターの開設で千葉・市原沿岸の物流需要拡大に応える。また拠点集約効果による業務効率化で、ドライバーの労働時間改善や二酸化炭素(CO2)排出量削減にも寄与する。