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22/12/15

セイノーHDら、小松市と地域振興や物流課題解決の連携協定を締結

左から、宮橋勝栄小松市長、河合秀治セイノーHD執行役員、田路エアロネクストCEO、博野KDDIスマートドローン社長

 セイノーホールディングス(本社・岐阜県大垣市、田口義隆社長)とエアロネクスト(同・東京、田路圭輔CEO)、KDDIスマートドローン(同・同、博野雅文社長)は12月13日、石川県小松市と地域振興や物流課題の解決に向けた協定を締結した。ドローンや次世代技術を活用して物流面からの支援を行い、山間地への安定輸送構築や防災の充実を図る。
 小松市の中山間地域では高齢化率が40パーセントを超える地区がある。日常の買い物や薬の受取などが難しく、生活利便性の低下が懸念されている。ラストワンマイル配送で、ドローンなどを組み込んだ空陸一体の輸送システム導入で、買い物代行や災害時支援などの仕組みづくりを目指す。
 12月23日には、松東地区でドローン配送の実証実験を実施する。ドローンの離着陸を実際に見てもらい、地域の住民のドローンに関する関心と理解につなげる。