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22/12/09

第一貨物、山梨県の都留貨物自動車の株式を追加取得しサービス強化へ

 第一貨物(本社・山形市、米田総一郎社長)は12月7日、都留貨物自動車(同・山梨県富士吉田市、白田優社長)の議決権比率を89・8%持つ筆頭株主となった。関連会社として連携を行う同社との関係を強化し、顧客サービスの向上と地域貢献につなげる。
 新たに47万5000株を取得。合計保有株式は77万5000株となった。取得金額は非公表。経営陣は変更せず、第一貨物の総合提案力などを活用し、グループ一体での事業展開を深める。
 都留貨物は、資本金8520万円。山梨県で、特積みや倉庫などの事業を営む。1989年には第一貨物が株式を取得し、経営参画。都留貨物の持つ山梨県を中心とした顧客基盤と第一貨物のネットワークを融合し、特積み事業を中心に地元密着の物流サービスを提供している。