• 物流機器メーカー

22/12/08

ナビタイム、配達専用の地図アプリを提供開始

 ナビタイムジャパン(本社・東京、大西啓介社長)は12月7日、配達専用の地図アプリ「配達NAVITIME」の提供を開始した=画像。物流のラストワンマイル支援に特化し、正確な配達先情報を表示する。配達時間帯指定なども考慮した最適な巡回ルートを検索可能。配達業務の効率化や事故防止に貢献する。
 スマートフォンで地図上に配達先情報を登録し、リスト化できるアプリ。登録した配達地点は一括でルート検索可能。現在地から近い順のほか、配達時間帯指定を含めた最適なルートを表示できる。
 地図は建物名や表札などが表記された「ゼンリン住宅地図」、郵便番号ごとの区画が表示された「郵便番号地図」、市区町村や丁目などの境界線が表示された「行政界地図」の3種類で、適宜切り替え可能。配達先の詳細な情報を登録すると、ルート案内の精度が上がる。
 コロナ禍で宅配荷物数が増える中、事業用軽貨物車(黒ナンバー)の事故が急増している。事故原因は交差点通過時の一時不停止などが多い。新アプリでは、道幅の狭い住宅街や初めての配達エリアでも、きめ細やかなナビゲーションでドライバーの安全運転をサポートする。
 料金は月額2300円(初月無料)。アプリのダウンロードや配達先リストの作成機能は無料。