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22/12/07

センコー、ノーリツの物流を全面受託し東西2拠点体制構築へ

 センコー(本社・大阪市、杉本健司社長)はこのほど、ノーリツの物流業務を全面受託し東西2拠点体制を構築する。埼玉県加須市の栗橋PDセンターと、2023年3月に神戸市に新設する北神戸PDセンターの2拠点でノーリツの物流を支え、業務の効率化を推進する。
 従来ノーリツは、工場内物流や保管、配送、輸出などの業務を自社で行ってきた。今後は、センコーに全面委託し、北海道を除く全国11か所の拠点を栗橋PDセンター内の東拠点と北神戸PDセンターの2拠点に集約する。
 新設の北神戸PDセンターの所在地は、神戸市西区三津が丘4ノ11ノ5。山陽自動車道神戸西インターチェンジ(IC)から600メートル。プロロジスの施設に入居する。地上4階建て鉄骨造で、1~2階を賃借。賃借床面積は、1万8252平方メートル。
 ノーリツ西日本配送センターとして運営。トラックバースは大型トラック28台分。移動ラックや垂直搬送機2基、ドックレベラー4台などを備える。
 センコーは3PL企業としての知見を生かし、モーダルシフトやW連結トラックの活用などノーリツの物流効率化に貢献する。同時に住宅設備や建材メーカーなどの共同物流を推進し、事業のさらなる拡大につなげる。

物流効率化に向けてタッグを組んだセンコーの杉本社長(中央)とノーリツの腹巻知社長(左から2番目)