三井倉庫エクス、成田空港で医薬品の航空輸送品質認証を取得

　三井倉庫エクスプレス（本社・東京、一柳尚成社長）は11月22日、千葉県の成田国際空港で国際航空運送協会（ＩＡＴＡ）が策定した医薬品航空輸送品質認証「CEIV Pharma」を取得した。厳格な品質管理体制で、顧客により安全で高品質な医薬品航空輸送サービスをグローバルに提供。高度化・多様化する医薬品輸送の世界的なニーズに対応する。
　昨年、成田国際空港が主催する「成田空港コミュニティ」に参画。様々な支援を受けながら、グローバル基準に対応した品質管理体制の強化などのトレーニングを通じて、同認証取得に向け取り組んできた。今年３月の関西国際空港での取得に続き２カ所目。
　CEIV Pharmaは、高い輸送品質を保ったサプライチェーンの構築が目的。世界各国の医薬品のＧＤＰ（適正流通基準）を包括的に網羅した医薬品航空輸送の統一基準。取得により安全性やセキュリティー、コンプライアンス（法令順守）、効率性が担保される。