• 物流施設

22/11/29

クレド、24年2月に次世代物流に対応した施設を加須市でしゅん工

次世代物流に対応した「CREDO加須」

 不動産投資などを手掛けるクレド・アセットマネジメント(本社・東京、塩田徳隆社長)は2024年2月、埼玉県加須市に次世代物流に対応した新施設をしゅん工する=イメージ図。大型トレーラーなどに対応したバースや、置き配対応区画を設置するなど輸配送業務の効率化を図ることで、ドライバーの働き方改革や人手不足などの課題解決に向けた施設を目指す。
 所在地は、埼玉県加須市戸崎。東北自動車道加須インターチェンジ(IC)から約8・5キロメートル。敷地面積は約2万3400平方メートル。鉄骨造の地上4階建てで、延べ床面積は約5万300平方メートル。
 ドライバーの労働時間に上限が設定される「2024年問題」に対応した物流施設。スワップボディ・コンテナ車両や45フィートコンテナ積載車両に対応した車路・バース、置き配対応区画を設置し輸配送業務を効率化。物流オペレーションの自動化や省人化に向けたマテハン、働きやすさや作業性向上のための空調導入を想定した電気容量も確保した。
 働きやすい環境づくりとして、1階エントランス付近のラウンジには、ストレッチ・リラックスエリアやシャワーブースなどを設置。3階にはカフェテリアとウェブ会議もできる個室ワークスペース等も整備する。屋上には太陽光発電システムを導入。テナントの電気料金負担の軽減も図る。
 クレドは、今後も関東や関西を中心に物流施設の開発を行っていく考え。