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22/11/21

神奈川臨海鉄道、横浜本牧駅で鉄道コンテナ見学会を開催

 神奈川臨海鉄道(本社・川崎市、飯田聡社長)は11月17日、「2022かなりん横浜地区鉄道コンテナSDGs見学会」を横浜市の横浜本牧駅で開催した。SDGs(持続可能な開発目標)や鉄道輸送に関心のある顧客企業13社から25人が参加。サステナブル(持続可能)な物流に向け、鉄道コンテナ輸送に理解を深めた。
 会場では、12フィート・31フィートなどの鉄道コンテナ各種を展示。40フィート海上コンテナの荷役デモンストレーションも行った。また、横浜本牧駅を利用した鉄道コンテナ利用について、松田博和営業推進部長がプレゼンテーション。このほか、JR貨物関東支社から鉄道コンテナ輸送の取り組みについて、横浜川崎国際港湾の営業部から「YKIP集荷支援策」について提案・説明した。
 国内貨物輸送の労働力不足が深刻化する中、物流の環境負荷低減への対応も急務。2024年4月からは、トラックドライバーの時間外労働上限規制も始まる。神奈川臨海鉄道はサステナブルな物流の実現に向け、物流関係者の連携を呼びかけている。

40フィート海上コンテナの荷役デモンストレーション

20G形式(画像)をはじめとする各種12フィートコンテナのほか、31フィート冷凍コンテナを展示