• 物流企業

22/11/21

ダイセー倉庫運輸、ドラコン開催で走行技術・安全意識向上

 ダイセー倉庫運輸(本社・愛知県小牧市、吉田憲三社長)は11月5日、「第13回ドライバーズコンテスト大会」を小牧市の本社物流センターで開いた。全国の営業所から選抜されたドライバー13人のほか、パートナー企業の尾張陸運と愛希から各1人が出場。学科・走行・点検の各競技で競い、さらなる安全意識の向上を図った。
 個人の部の1位は、930点獲得の千葉チーム小野龍二選手。2位は899点獲得の小牧Bチーム高田涼選手、3位は895点獲得の小牧Cチーム南遥太選手と、同点の尾張陸運チーム岡野貴英選手。プロドライビング賞は小牧Cチーム南遥太選手。愛知日野自動車賞は愛希の前田真希選手。
 本社物流センターでの開催は初。また、今回はパートナー企業の愛知日野自動車が点検業務を詳しく解説。参加者らは車両の日常点検の重要性を改めて確認した。
 学科競技は200点満点で、交通法規・構造機能・運転常識を問う内容。走行競技は400点満点で、安全無事故運転に向けた交通法規順守・基本操作技術について採点。大型車、7トン車、3・5トン車が順番に割り振られ、構内に設置されたコースで走行技術を競った。点検競技は400点満点で、日常点検の技能を審査。制限時間内に指定箇所を点検し、不具合を指摘した。

走行競技では、構内に設置されたコースを前進でスタート。折り返し地点からはバックで走行し、ゴール地点でホーム着けを行った

点検競技では、7トン車2台を使用して2人同時にスタート。制限時間5分で日常点検の技能を競った