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22/11/17

NX総研、「ろじたん」にランダム通知機能を追加

 NX総合研究所(本社・東京、広島秀敏社長)は11月15日、倉庫内作業時間のデータ化・分析サービス「ろじたん」に、ランダム通知機能を追加した。高度で精度の高いワークサンプリングを作業者自身で行える機能。作業記録の偏りを排除し、倉庫作業の改善を後押しする。

 「一定間隔」の計測モードでランダム通知機能を使うと、指定した計測間隔に該当する時刻の中から、システムが通知時間を抽選。例えば15分間隔では、1分刻みの15パターンの時刻からランダムで通知時間が決定する。通知のタイミングで入力した作業が、該当時間の作業として登録される。観測者による高度なワークサンプリングと同等の作業実績データを、作業者自身で取得できる。
 ろじたんはスマートフォンで作業時間を計測する際、一定間隔の通知タイミングで入力する「一定間隔」と、作業者が作業を開始するタイミングで入力する「開始指定」の2つのモードが選べる。「一定間隔」ではこれまで、現場の作業サイクルによっては通知タイミングが毎回同じ作業の時間に重なり、計測データに偏りが生じることがあった。

「ろじたん」のランダム通知機能では、作業実績データの偏りを排除して高度なワークサンプリングを実現する