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22/11/11

名鉄運輸、サントリーと再生可能資源由来の燃料を使った輸送を実施

 名鉄運輸(本社・名古屋市、内田亙社長)は11月1日、サントリーホールディングスと共同で、リニューアブル燃料(再生可能資源由来の燃料)を使用したトラック輸送を実施する。
 11月1日~12月23日の期間、愛知県下のサントリー配送センターから岐阜県下の得意先への配送を、リニューアブル燃料使用トラックでの輸送を実施する。参加トラックは1台。給油拠点は、愛知県飛島村の伊藤忠エネクス販売店の佐藤石油店。
 使用するのは、従来の軽油と代替可能なリニューアブル燃料。原材料は、廃食用油、廃動物油、植物油など大半が非可食油を原料に精製されたもの。従来の石油由来の軽油と比べ、二酸化炭素の排出量約90%の削減を見込む。
 期間中を通して、燃費の比較やトラック車両への影響、日常点検として燃料キャップやホースからの燃料もれの有無などを確認。また、軽油と比較して運転中のエンジンのかかり具合や走行中の馬力、異音の有無など、その有用性を検証し、持続可能な社会の実現への貢献を目指す。

リニューアブル燃料をを使用し、配送を行う名鉄運輸のトラック車両