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22/11/11

KWE、ANAとCO2排出量削減に関する契約を締結

 近鉄エクスプレス(本社・東京、鳥居伸年社長)は10月から23年3月、全日本空輸(=ANA同・同、井上慎一社長)の航空機で使用する二酸化炭素(CO2)排出量を約1000トン削減する契約を締結した。持続可能な航空燃料のSAFの普及と、カーボンニュートラル(炭素中立)の実現に貢献する。
 SAF(Sustainable Aviation Fuel)とは、バイオマスや廃食油、排ガスなどから作った持続可能な航空燃料。従来の航空燃料と比較して、CO2を約80%削減することが可能とされている。
 今後も、航空運送事業者であるANAにとっての直接的なCO2排出量(スコープ1)と、利用航空運送事業者のKWEにとって最大の排出である間接的なCO2排出量(スコープ3)の削減に向けて、地球温暖化や気候変動に対する具体的な活動を協力して進める。