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22/10/27

アスクル、11月に東日本のフラグシップ拠点が都内で稼働

 アスクル(本社・東京、吉岡晃社長)は11月、都内に東日本のフラグシップ拠点「アスクル東京DC」を稼働する。全国の物流センター運営で培った経験とノウハウを結集し、高度な自動化技術を導入。BtoB事業の高い成長を支える旗艦拠点として活用する。
 新センターの所在地は、東京都江戸川区臨海町4ノ3ノ1葛西トラックターミナル。敷地面積は18万5000平方メートル。地上5階建てで、延べ床面積は5万6255平方メートル。4・5階部分を貫き最大の高さまでの自動倉庫を導入。同規模のセンターであるアスクルロジパーク横浜に比べ、同面積あたりで保管効率が1・5倍、在庫アイテム数は2・6倍を予定する。
 方面別の仕分けには「シャトルシステム」を活用。同一方面の荷物の重さ、大きさ順に連続で出庫する仕組みを導入。従来配送方面別に行っていた手仕分けや、積み付けのやり直しなどを大幅に削減。大幅に効率を高めた。
 10月26日には、稼働に先立ち開所式を開催。吉岡社長を始め、建物の所有者である日本自動車ターミナルの藤田裕司社長や村田機械の村田大輔社長、トーヨーカネツの柳川徹会長らが参列した。

多くの関係者が駆け付け開所式を行った(左から村田機械村田社長、アスクル吉岡社長、日本自動車ターミナル藤田社長、トーヨーカネツの柳川会長)