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22/10/27

佐川急便、尼崎市に「関西エリア中継センター」を26年7月に新設

 佐川急便(本社・京都市、本村正秀社長)は2026年7月、「関西エリア中継センター」を兵庫県尼崎市に新設する。既存4カ所の中継センターを新たな大型拠点に集約し、輸送ネットワークのさらなる効率化を図る。
 所在地は尼崎市道意町7、「GLP ALFALINK尼崎」南棟。敷地面積は4万3316平方メートル。バース数は計290で、このうち荷降ろし用が60、積み込み用は230。
荷物の集約効果で、大型トラック運行台数の削減、二酸化炭素(CO2)排出削減などの効果を見込む。取り扱いキャパシティを拡大し、安定的で高品質な輸送網を展開する。
 佐川急便は21年、東京都江東区の大型物流施設「Xフロンティア」内に、関東圏の中継センターを集約。自動化設備の導入による最適な人員配置やCO2削減を実現し、働きやすい職場環境を整備した。関西エリア中継センターの新設で、関西圏でも同様の効果を想定している。