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22/10/26

アズコム丸和、和佐見社長が「東京大学稷門賞」を受賞

授賞式は9月27日、東京大学本郷キャンパスで開かれた。(左から)東京大学の藤井輝夫総長、アズコム丸和の和佐見勝社長

 AZ-COM丸和ホールディングス(本社・埼玉県吉川市、和佐見勝社長)はこのほど、「東京大学稷門(しょくもん)賞」を受賞した。「東京大学 丸和 柏FUSIONフィールド」の整備を手掛け、東京大学とスポーツ先端科学の共同研究を推進するなどの功績が評価された。
 アズコム丸和グループの丸和運輸機関ラグビー部は東京大学スポーツ先端科学連携研究機構とともに、選手およびチームの強化について研究。最先端の測定機器を活用し、ラグビー選手のためのフィジカル・メンタル強化システムを開発している。また今後15年間は、スポーツ先端科学の研究に支援を継続する。

 柏FUSIONフィールドは千葉県柏市の東京大学柏キャンパス内。アズコム丸和グループは寄付として用地造成・外構工事をはじめ、天然芝と人口芝の2面のグラウンドを造成。クラブハウスやトレーニングルーム、半屋外練習場なども整備した。整備面積は約5万2000平方メートル。
 稷門とは、中国の戦国時代の斉の首都の城門の名前。稷門賞の名称は、斉の威王・宣王が学者を厚遇し、天下の賢者が集まって学問が栄えたという故事にちなんだ。柏FUSIONフィールドは多様な研究者が集まって未知の領域を研究する拠点として、新たな学問の発展への寄与が期待されている。