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22/10/18

GLPら、24年春に神戸市に藤原倉庫向けに冷凍冷蔵倉庫をしゅん工

 日本GLP(本社・東京、帖佐義之社長)とJA三井リース建物(同・同、工藤真樹社長)は2024年3月、神戸市に全館冷凍冷蔵倉庫「六甲プロジェクト」をしゅん工する。拡大する冷凍食品業界を設備面でサポート。しゅん工後はGLPが施設を取得し、冷凍物流を強みとする藤原運輸が一棟借り上げる。

「六甲プロジェクト」完成イメージ

 所在地は、神戸市東灘区向洋町東3ノ6ノ2。阪神高速5号湾岸線六甲アイランド北インターチェンジ(IC)から約1・1キロメートル。敷地面積は約5000平方メートル。耐震鉄骨鉄筋コンクリート造の地上4階建てで、延べ床面積は約1万100平方メートル。神戸市内への都心配送や、関西・中国地方の中間地点として広域配送が可能。
 防熱後の有効天井高は約6メートル、耐荷重は1平方メートルあたり2トンで保管効率を高めた仕様。BCP(事業継続計画)は、非常用発電設備を設置。電気設備などを屋上に設置するなどの浸水対策を行う。環境面では自然冷媒を採用する。