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22/10/11

EVモーターズ、北九州市に体感型EV複合施設を23年秋オープン

 EVモーターズ・ジャパン(本社・北九州市、佐藤裕之社長)は2023年秋、体感型EV(電気自動車)複合施設「ゼロエミッションe-PARK」を北九州市にオープンする。まずは国内初となる商用EV専用の最終組み立て工場を稼働し、順次設備を拡大。ゼロエミッション社会の実現に向けて、商用EVの量産体制の構築や新たな車両ラインナップの拡充を図る。
 所在地は北九州市若松区向洋町22ノ1。総面積は約5万5000平方メートル。商用EVの組み立て工場のほか、試乗や試運転などのEV体験・工場見学の各施設、EV資料館などを建設予定。完成車両のテストコース、実証実験・自動運転テストコース、リユースバッテリー組立、充電設備などを備え、一連のEV体験を提供する。
 施設の電源は風力・ソーラー発電などの再生エネルギーで、自立発電での運用を目指す。また、50~100人の新規雇用を見込み、福岡県の地場産業・雇用機会の創出に貢献する。

商用EV最終組み立て工場(イメージ)。EVバス・EV物流車・EV特殊車両を生産し、最終的には年産1500台を目指す