- 物流企業
22/10/07
SBSゼンツウ、千葉県市川市で「市川コールドセンター」稼働
SBSゼンツウ(本社・東京、近藤治水社長)は10月1日、冷凍冷蔵の2温度帯に特化した「市川コールドセンター」を千葉県市川市で稼働した。倉庫管理システムと温度管理などの最新技術を組み合わせ、食品物流の業務効率化を図る。
所在地は市川市加藤新田202ノ15。敷地面積は4290平方メートル。鉄骨造・耐火構造の4階建てで、延べ床面積は8616平方メートル。このうち冷蔵対応は1749平方メートル、冷凍対応は6234平方メートル。
倉庫管理システムを活用し、賞味期限を含めた入出庫および在庫を管理する。また、温度管理を徹底し、店舗仕分け、食料品EC(電子商取引)、ギフトのセットアップ・包装・熨斗(のし)業務などの多岐にわたる業務を担う。また、近隣の「市川塩浜センター」との一体的な運用で、物量の波動に対応する相互応援体制を整えた。
SDGs(持続可能な開発目標)達成に向けた取り組みとして、全館LED(発光ダイオード)照明を採用。屋上には太陽光パネルを設置し、庫内電力の一部を補う。また自然冷媒の冷凍庫を使用する。
10月4日、取引先企業などの関係者らが参加して開所式を行った。