- 物流機器メーカー
22/10/07
いすゞ、富士通Gと連携しミマモリを全面刷新・トランストロンとサービス融合も
いすゞ自動車(本社・横浜市、片山正則社長)は10月4日、「MIMAMORI(みまもり)」を全面刷新し提供を開始した。労務管理帳票の管理・集計の自動化や運航指示書のデータと自動的に連携したカーナビ機能、最大6台のカメラで録画・確認が可能なドライブレコーダー機能を追加するなど大幅に機能を拡充。また情報基盤を富士通グループと統合。富士通グループのトランストロンとサービスを融合し、ウェブサービス画面の登録を行うなどユーザーの利便性向上を図った。
10月に行った富士通Gとの情報基盤統一で、さまざまなサービスの提供が可能になった。帳票管理やナビゲーション機能、動画ドラレコのほか、「インターネットデジタコ」「温度お知らせサービス」「点呼/アルコールチェッカーの連携」などさまざまな機能を提供する。また位置情報を基に、気象情報や津波情報などの確認も可能になった。
ウェブ上のサービス画面は、トランストロンの提供する「ITP-WebService」と統一。少ない操作でさまざまな情報を確認することも可能になった。ユーザーがいすゞ、トランストロン両方のサービスを利用している場合、相互連携を行い一体で運用することが可能だ。
いすゞと富士通グループは10月、商用車向けの高度な運行管理や車両稼働のサポートのため情報基盤を統一し「GATEX(ゲーテックス)」を構築。いすゞのみまもりや高度純正整備システム「PREISUM(プレイズム)」、トランストロンの通信型運航支援サービスを一体で提供できる商用車50万台分の情報基盤を確立した。