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22/10/06

いすゞ、大型トラック「ギガ」を改良し機能性を向上

燃費性能、安全性能、輸送効率が向上した大型トラック「ギガ」

 

 いすゞ自動車(本社・横浜市、片山正則社長)は10月4日、大型トラック「ギガ」を改良し全国一斉に発売した=写真。2025年度燃費基準に適合するとともに、安全性向上も実現した。

 エンジンの改良や転がり抵抗の低いタイヤを新規設定し、主力販売車型で燃費基準+5%達成を実現した。またあらかじめ製造し即座に納車できる「Gカーゴ」では、全車の後部扉枠の角度をつけることで空力を向上。スポイラー形状のリヤフラップとサイドスカートを追加して、空力性能を一段と高めた日本トレクス製の省エネパッケージを新規設定した。
 安全性能の面では、レーンキープアシスト性能を渋滞時にも使えるように強化。ドライバー異常時対応システムを国内トラックで初めて導入。バックカメラもダンプ・ミキサーを含めた全車に標準装備した。
 積載量はGカーゴで従来比200~300キログラム増加。また改良型ギガでは、全面刷新した商用車テレマティクス「MIMAMORI(みまもり)」の提供も開始した。