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22/10/06

佐川急便ら、網走産農産品の首都圏への輸送トライアルを実施

今回実施した輸送トライアルの流れ。成果や課題を検証し、これからもさまざまな農産品輸送を行う

 佐川急便(本社・京都市、本村正秀社長)と日本体育大学附属高等支援学校、八洋は9月22日、北海道網走市の農産品を、都内の八洋が経営するコンビエンスストア店舗などに輸送し販売した。網走産の農産品を首都圏に安全かつスピーディに輸送し、農産品購入の選択肢を増やすことで多様な消費者ニーズに応える。
 日体大支援学校が生産したトウモロコシを、佐川急便が集荷。午前9時半に女満別空港を出発する航空便を活用して東京まで輸送。午後には八洋が経営するコンビニエンスストアの店先で販売できるように配送を行った。
 EC(電子商取引)の活性化などで生産者と消費者が直接つながる流通方法が生まれていることを受けたもの。農産品の販路を複数化し、インターネットを活用した新たなビジネスの機会を生産者に提供する。