アシストスーツ４社、商品の出張体験をパッケージ化

　複数のアシストスーツを一度に体験――。需要の掘り起こしと普及に向けて、アシストスーツ各社が手を組む。各地の商工会議所などで、原則無料出張体験会を開催し、効果を体験してもらい、ニーズの掘り起こしにつなげたい考えだ。
　協力するのはアルケリス、イノフィス、加地、ダイドーの４社。各社のアシストスーツを一堂に集めて、出張体験会を実施。ユーザーに利便性を感じてもらう。対象は全国の商工会議所や業界団体を想定している。
　活用ポイントのレクチャーや各社のプレゼン、体験会などを１時間～１時間半で展開。開催費用は原則無料で、東京・大阪からそれぞれ200キロメートル以上離れた場合には、交通費を請求する。また60平方メートル程度の会議室と、10人以上の参加が条件。12月26日まで開催を受け付ける。
　パワーアシストスーツは肉体作業時に、腰などの負担軽減に効果があり利用が広がっている。一方で、多種多様な製品が市場に投入されていて、ユーザーがどの商品が自社の課題解決に役立たない状況だった。４社は協力して体験会を開き、ユーザーに情報を提供して利用の裾野を広げたい考え。申し込みは、専用募集ページ（https://daydo.my.canva.site/assist-taiken）のフォームから。