ハコベルとＴＢＭ、ロジ大賞「特別賞」を受賞

　ハコベル（本社・東京、狭間健志ＣＥＯ）とＴＢＭ（同・同、山﨑敦義ＣＥＯ）はこのほど、日本ロジスティクスシステム協会（＝ＪＩＬＳ、大橋徹二会長）の「2022年度ロジスティクス大賞特別賞」を受賞した。物流業界の「脱炭素」の推進に向け、二酸化炭素（ＣO２）間接排出量のリアルタイム可視化システムが評価された。
　両社は21年から共同で、ＴＢＭ社の製品の国内輸送で発生するＣＯ２間接排出量について、可視化を推進している。ＴＢＭはＣＯ２排出量の抑制を視野に入れた可視化の要件定義、算定に必要なデータ整理・運用設計を実施。ハコベルは物流プラットフォーム「ハコベルコネクト」を活用したデータ収集・ツール開発を行っている。
　物流プラットフォームによって運送会社との連携データを活用。追加業務無しで、ＣＯ２排出量のリアルタイムでの可視化を実現した。また、「見える化」で排出量削減を促進する可能性も評価された。