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22/09/22

大和ハウス工業、25年にマレーシアに3棟目の施設をしゅん工

大和ハウス工業の海外施設で最大規模の延べ床面積の「DPL マレーシア Ⅲ」

 大和ハウス工業(本社・大阪市、芳井敬一社長)は2025年1月31日、マレーシア・セランゴール州に「DPLマレーシアⅢ」をしゅん工する。同社マレーシアで3棟目の施設で、多様化するニーズと先進的な施設の需要に応える。
 所在地は、マレーシア・セランゴール州シャー・アラム。シャー・アラム高速道路コタ・ケムニンインターチェンジ(IC)から約3・5キロメートル。敷地面積は6万742平方メートル。一部鉄骨造の鉄筋コンクリート造3階建てで、延べ床面積は15万6292平方メートル。各階有効高は12メートル。床荷重は1平方メートルあたり3トン(一部1・5トン)。
 最大12テナントが入居可能。各階に接車ができるようランプウェイを設置。設備は、全館LED照明、太陽光発電設備、フォークリフト充電用コンセント、ドックレベラーを導入予定。各区画に事務所を設置できるようにし、事務所への移動が容易なように屋内駐車場も設けた。
 首都クアラルンプール中心部から南西へ約27キロメートルの工場や物流施設が建ち並ぶエリアに位置する。また、クアラルンプール国際空港から北へ約40キロメートル、マレーシア最大のコンテナ取扱量のクラン港から東へ約24キロメートルと、海と空の玄関口にアクセスしやすい立地となっている。