- 物流企業
22/09/15
日陸、23年7月に熊本県大津町に危険品倉庫ふくむ総合物流拠点開設
日陸(本社・東京、戸木真吾社長)は2023年7月、熊本県大津町に熊本支店を開設する。化学品物流のおう盛な需要に応えた総合物流拠点で、半導体や温度管理化学品や高圧ガスなどの保管や輸送を行う。
所在地は熊本県大津町。敷地面積は3万7900平方メートル。鉄骨造2階建ての3000平方メートルの一般倉庫と、鉄骨造平屋建て1000平方メートルの危険物倉庫はどちらも常温と定温に対応。1500平方メートルの高圧ガス貯蔵庫や1万平方メートルのISOタンクコンテナ置き場も備えた。
またISOタンクコンテナ用高圧ガス貯蔵設備も備える。輸送事業では、ISOタンクコンテナ輸送や定温車による輸送事業も行う。消防法危険物第4類や毒物劇物、高圧ガスなどに対応した、総合化学品物流拠点。
熊本空港から約12キロメートル、九州自動車道大津インターチェンジから2キロメートルの好立地。九州のほぼ中心に位置し、各地への配送にメリットがある。
日陸は新拠点を活用し、輸出入国際複合一貫輸送や国内内航船、鉄道輸送などまでを一手に引き受けるワンストップサービスを展開する。隣接する熊本県のセミコンテクノパークなどの需要を取り込むと共に、多様な物流機能を活用し、顧客のサプライチェーン(供給網)に貢献したい考えだ。