• 物流機器メーカー

22/09/12

ゼンリン×NX総研、DX活動を支援する新サービスの提供開始

 ゼンリンデータコム(本社・東京、清水辰彦社長)とNX総合研究所(同・同、広島秀敏社長)はこのほど、生産現場や物流現場におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)活動を支援するサービスの提供を開始した。ゼンリンデータコムが持つ高精度測位情報の活用技術と、NX総合研究所の倉庫作業分析ツール「ろじたん」を組み合わせ、これまで把握できなかった視点での生産性改善を支援する。
 ゼンリンデータの高精度測位技術による動線滞在エリア・停滞動作把握に加え、「ろじたん」で取得可能なヒトの作業状態、投入工数、フォークリフトなどの稼働状況・積載走行比率を組み合わせて数値化・指標化。これまで把握できなかった視点での改善活動を両社のノウハウ・技術を使って継続的に支援し、総合的な情報可視化サービスとして提供する。
 両社は今後、生産現場の運営に必要な情報収集が安価にできるIoT(モノのインターネット化)機器との連動を加速。生産機械や構内運搬装置といった機器の稼働状況も生産現場におけるヒト・モノ・クルマのデータと併せて把握していく。生産性のボトルネックを可視化し、継続的な生産性改善につながるデータ分析可視化サービスを目指す。同時に、生産改善・技術改善コンサルティングが可能なパートナーの募集も行い、幅広い領域でのサービス展開を行っていく。

ゼンリンデータコム×NX総合が提供する新サービスのイメージ