- 行政・業界団体
22/09/09
燃料高の激変緩和、12月までは大枠を維持へ
政府は、ガソリンなどの燃料高騰を抑えるための補助金を12月末まで継続する。原油価格の動向を見極めながら補助上限を検討しつつ、制度の大枠を維持する。
現在は、ガソリン価格1リットル当たり168円を基準に石油元売り各社に対する補助を実施。上限額は35円とし、さらなる超過分も半額まで補助を実施している。
今後も、基準価格はガソリン1リットル当たり168円を維持しつつ、年末までガソリンなどの価格抑制を継続。1リットル当たり170円前後を維持するよう補助を行う考えだ。程度に年明け以降は、原油価格の動向を見据えて再度検討を行う。
資源エネルギー庁によると、9月5日のガソリン価格は全国平均の店頭小売価格で169・6円。試算では37・7円の補助効果があるとされている。