- 物流企業
22/09/05
吉田運送、坂東デポに内陸コンテナヤードを設置
吉田運送(本社・茨城県坂東市、吉田孝美代表取締役)は8月1日、茨城県坂東市で運営する坂東デポがオーシャンネットワークエクスプレスジャパンの内陸コンテナヤードに指定された。輸出入の起点として活用でき、シャーシ輸送などを含めた物流の効率化が期待できる。
坂東デポの所在地は、茨城県坂東市半谷224ノ15。圏央道坂東インターチェンジから至近。輸出入拠点として活用される北関東に位置する。
内陸コンテナヤードは、通常港湾で行うコンテナへの積み降ろしが内陸でも可能になる制度。坂東デポは保税増値所でもあるため、通常内陸に動かした場合に発生する関税や消費税がデポまでの移動では免除されるメリットや、通関が行えるメリットもある。
また、東京港の混雑を避けることが可能で、コンテナのトラックドライバーの労働時間短縮にもつながる。ドライバーへの労働時間規制が2024年にも開始される中、物流の安定にもつながる。