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22/09/02
ヤマト運輸、海外引越時の保険加入手続きをタブレット端末で
ヤマト運輸(本社・東京、長尾裕社長)は9月1日、海外引っ越し時の外航貨物海上保険加入手続きをタブレット端末を活用して実施できるようにした。書面手続きを廃止し、顧客の手間削減と書類のデジタル化で紛失のリスクを削減する。
利用者は、事前に動画で海外引っ越しと保険について学習。重要事項は下見の時などにスタッフがタブレットを使い説明する。利用者は、重要事項説明書と加入依頼書が電磁的に交付されることに同意の上、電子署名を実施。確認後、PDFで書類が送信される。
海外引っ越しでは、船による長距離輸送や複数の中継を経て輸送されるため、貨物が輸送中に損傷するケースがある。そのため、利用者は損害補償ができる外航貨物海上保険に入ることが多い。
これまでは、有資格者のスタッフが下見時や引っ越し当日に口頭で説明し、書面手続きを実施していた。ただ引っ越し時の繁忙に紛れて、理解が行き届かないことや、書類を紛失することなどがあった。そこで、保険各社の協力を得て、デジタル化につなげた。
ヤマトが代理店契約を結んでいる保険会社は、三井住友海上火災保険、損害保険ジャパン、東京海上日動火災保険、あいおいニッセイ同和損害保険の各社。