• 物流企業

22/09/01

日通、エコトランスナビが他社サービスでもCO2排出量を算出可能に

 日本通運(本社・東京、斎藤充社長)は9月1日、国内輸送の二酸化炭素(CO2)排出量可視化サービス「エコトランス・ナビ」の対応範囲を他社の輸送サービス利用時にも拡大した。より多くの顧客が利用できるようにし、ESG(環境・社会・ガバナンス)経営の実現に貢献する。
 また、算出の処理能力を高速化し、これまで2~3週間かかっていた算出時間を最短1日に短縮。レポート作成時間も高速化され、大幅に利便性を向上した。
 同サービスは昨年11月に開始。顧客の過去一定期間の輸送データを基に、現行の輸送モードと鉄道・海上輸送などの輸送モードのCO2排出量を一括計算・比較し、可視化・レポート化する。
環境負荷低減への貢献が評価され、今年6月には日本物流団体連合会の「物流環境大賞」を受賞した。