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22/09/01

鴻池運輸、23年2月に越谷市に冷凍冷蔵倉庫を開設

冷凍、冷蔵食品の保管・配送拠点となる新倉庫のイメージ

 鴻池運輸(本社・大阪市、鴻池忠彦社長)は2023年2月、埼玉県越谷市に食品向けの冷凍冷蔵倉庫を開設する。増大する冷凍やチルド加工食品の需要への対応を強化する。
 所在地は、埼玉県越谷市流通団地2ノ3ノ4。既存の越谷定温流通センター内に建設する。鉄筋コンクリート・鉄骨造4階建てで、延べ床面積は1万6812平方メートル。ドックシェルター16基、垂直搬送機3基、エレベーター1基を備える。主に市販の冷凍・冷蔵食品を取り扱う。
 越谷定温流通センター内の冷凍冷蔵倉庫1棟、普通倉庫2棟のうち、普通倉庫2棟を冷凍冷蔵倉庫に建て替える。建て替え後は、越谷定温流通センター全体で、冷蔵冷凍倉庫の延べ床面積は現状の約2・7倍の1万9749平方メートルとなる。
 また新倉庫開設を機に、近郊の冷凍冷蔵倉庫3拠点の業務を顧客の業種・業態に応じて再編。常温、冷凍、冷蔵、定温の4温度帯に対応した厳密な温度管理の下、ニーズに合わせた定温物流サービスを強化する。