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22/08/31

セイノーHD、地区宅便の全株式取得

 セイノーホールディングス(本社・岐阜県大垣市、田口義隆社長)は9月1日、地区宅便(同・東京、鎌田光男会長)の全株式を取得し子会社化する。セイノーの中期経営計画の取組の一環で、ラストワンマイルのネットワーク強化を図る。
 地区宅便は1980年に設立で、メール便・ポスティング事業などを手掛ける。都内に本社を置き、千葉県、埼玉県、北海道に支店を置く。独自の商品追跡管理システムの導入や、長年培ったノウハウでラストワンマイルの配送ネットワークを構築するしている。資本金は8200万円。
 EC(電子商取引)利用者の多くが品目ごとに購入するため注文頻度が増加し、宅配貨物のサイズが小さくなってきている傾向がある。今後は、地区宅便が持つラストワンマイルの物流網とセイノーHDが持つ幹線ネットワークを組み合わせ、時代に即した新たな配送ネットワークの構築を目指す。