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22/08/24

大和物流、富山県高岡市に建材共同配送の新拠点23年6月稼働

 

完成予想図。北陸エリアの建材共同配送サービスの拡充に取り組む

 

 大和物流(本社・大阪市、木下健治社長)は2023年6月、富山県高岡市に新拠点「富山高岡物流センター」を稼働する。主に建材の共同配送センターとして運営し、汎用(はんよう)性を生かして各種物流サービスを提供する。
 所在地は高岡市池田231ノ1ほか。能越自動車道の高岡インターチェンジ(IC)から約1・3キロメートルの立地。敷地面積は1万2052平方メートル。鉄骨造2階建てで、延べ床面積は1万1805平方メートル。
 建物の2面にトラックバースを設置。北側は高床式、南側は低床式のハイブリッドバースで、さまざまな荷役方法に合わせて効率的な入出庫作業が可能。床荷重は各階1平方メートルあたり2トン。貨物用エレベーター2基、垂直搬送機1基を備える。
 北陸自動車道経由で、富山・石川・福井の北陸3県内のエリア配送拠点として活用できる。また、北陸自動車道と東海北陸自動車道の結節点となる小矢部砺波ジャンクションまで約15キロメートル圏内。中京圏や近畿圏との広域配送にも適している。
 環境対応では、全館発光ダイオード(LED)照明を導入。また、ソーラーパネルを敷設し、年間の予定発電量は約77万キロワットを見込む。