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22/08/24

セイノーHDら、ドローン活用の新スマート物流で東川町と協定締結

 セイノーホールディングス(本社・岐阜県大垣市、田口義隆社長)と電通北海道(同・札幌市、沖津充男社長)、エアロネクスト(同・東京、田路圭輔CEO)は8月23日、北海道東川町とオフィシャルパートナー協定を締結した。ドローン配送と陸上配送をハイブリッドで活用する「新スマート物流」の技術で、地域が抱える諸課題の解消と活性化を目指す。
 第一弾の取り組みとして、8月29日と30日に物流用ドローンを活用した買い物困難者問題解決に向けた実証実験を行う。東川町内の流通店舗、道の駅、飲食店舗と各地区コミュニティセンター、町民個宅で、買い物商品配送サービス、取り置き商品配送サービス、フードデリバリーサービスを実施する。
 東川町が実施している「オフィシャルパートナー制度」は、関係企業とパートナーシップを構築し、地方や日本、そして世界の未来を育む社会価値の共創を目指すもの。今回の協定締結で東川町とセイノーHDら3社は、お互いの資源や特色を生かした事業の推進を図り、新たな空と陸のインフラ構築に向けて取り組む。

左から、エアロネクスト田路圭輔氏、セイノーHD河合秀治氏、松岡市郎東川町長、 電通北海道沖津充男氏

実証実験に使用する物流専用ドローン「AirTruck」