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22/08/23

ベルーナ、DM事業などを手掛けるレーベルグループを子会社化

 カタログ通販大手のベルーナ(本社・埼玉県上尾市、安野清社長)は8月22日、ダイレクトメール発送代行事業や国内物流受託事業などを展開するレーベル(同・東京、畑健太郎社長)と、その関連企業2社の全株式を取得し子会社化した。レーベルグループが強みとする広告販売や物流受託などとの連携を通じ、企業価値向上につなげる。
 レーベルは2010年創業。資本金は100万円。埼玉県内に4カ所の物流センターを持ち、DM発送代行業務や宛名ラベル作成などの事業を行っている。21年8月期の売上高は7億9500万円。レーベルロジスティクスは17年創業。資本金は100万円。国内物流代行のほか、海外宅配業務やインターネットの通信販売サイトを通じた国際的な電子商取引(EC)事業を行っている。21年8月期の売上高は17億円。一方、R&Mは18年創業。資本金は100万円。インターネット販売業を展開している。
 ベルーナは子会社化を通じ、レーベルグループのさらなる事業拡大を期待する。同時にDM事業などのノウハウを事業に取り込み、さらなる企業価値の向上につなげたい考えだ。