• 物流企業

22/08/18

丸和運輸機関、りそな銀と共同でさいたま市に余剰食品を寄贈

 丸和運輸機関(本社・埼玉県吉川市、和佐見勝社長)は8月末、埼玉りそな銀行と共同でさいたま市に余剰食品を寄贈する。SDGs(持続可能な開発目標)実現のための活動の一環。集まった食品などはさいたま市からNPO(特定非営利活動法人)へ引き渡される。
 家庭で余った食品などを集めて寄贈する「フードドライブ」を実施。同社の物流拠点や埼玉りそなのさいたま市内21店舗で8月1日~19日、従業員らが家庭や職場で余った食品やマスクなどを持ち寄った。物量は、段ボール約50箱分となる見込み。

埼玉りそな銀行の店舗に設けられたフードドライブの箱

 25~26日に、丸和運輸機関が物資を集荷。さいたま市浦和区の埼玉りそな銀行さいたま営業所に集約し、29日にさいたま市に寄贈する。寄贈された物資は、さいたま市からNPO法人フードバンク埼玉へ引き渡される。
 活動に先立ち丸和運輸機関と埼玉りそな銀行は7月、食品ロス削減に関する講習会を従業員向けに実施。約200人がフードロス削減や生活困窮者への寄付などについて理解を深め、フードドライブに協力した。

丸和運輸機関の物流拠点でも、従業員らが余剰食品などを寄付した