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22/08/18

TDBC、運輸業界の課題解決を目指すWGメンバーを募集

月に1回程度の会合を行い、現場で実効性のある解決策などを議論、検討する

 運輸デジタルビジネス協議会(TDBC)はこのほど、2022年度のワーキンググループ(WG)メンバーの募集を開始した。1社では解決が難しい運輸業界の課題に対し、業種を越えた複数の企業で議論や実証実験などを行い、実効性のある成果を目指す。
 動態管理プラットフォーム(基盤)の活用、2024年からスタートするドライバーの労働時間上限規制を受けた輸送力減少などの問題である「2024年問題」への対応、無人AI(人工知能)を活用した点呼、事故撲滅や健康経営など9つのWGを設置。月1回の会合を開き、課題の掘り下げや調査、データ分析、事例やノウハウの共有を通じて解決策を検討する。

事業者会員とさまざまなソリューションを持つサポート会員が毎年ワーキンググループとして活動している

 タクシー、トラック、ダンプ、バスの運輸事業会社と、ICT(情報通信技術)などのサポート企業によるTDBCは、16年8月9日に発足し現在会員数は165社。運輸業界のデジタル化や事業改革の変革の支援することを目的に活動している。