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22/08/12
水素トラック、トナミ運輸ら5者が中・大型実用化に向けタッグ
中・大型の水素エンジントラック実用化に向け8月20日、産学連携の取り組みが始まった。東京都市大学、トナミ運輸、北酸、脱炭素車両の開発を進めるフラットフィールド、早稲田アカデミックソリューションが参画。2026年の販売に向けて、開発を進める。
既存の中・大型トラックに水素エンジンを搭載した「水素エンジントラック」の実用化を目指す。既に、水素エンジンの弱点である出力の弱さを克服。6月15日には、既存のディーゼルエンジン並の出力を持つ水素エンジンの開発に成功した。今年度後半に実用化に向けた耐久試験の実施を目指す。
車体は、既存車両の70%以上の積載量を目指す。また、経済性を重視し、水素化部品の一式をセットで使用する「キット化」を含めたコスト削減策を検討していく。
実験に当たっては、多くの自働車産業に関連する会社が協力。順調にエンジン・車両の開発を進めている。
今後、富山県で環境性・経済性を確認する実証実験を実施。貨物事業での実用性や耐久性の評価お行った上で、2026年の販売開始を目指す。