• 物流機器メーカー

22/08/09

三菱ふそう、国内2販売拠点を移転オープン

南関東地区最大規模の拠点として整備された春日部支店

 三菱ふそうトラック・バス(本社・川崎市、カール・デッペン社長)は8月17日、埼玉県春日部支店と宮城県の大河原サービスセンターを移転し、営業を開始する。設備を一新し、顧客の利便性向上につなげると共に、従業員の安全面も強化する。
 春日部支店の新住所は、埼玉県春日部市下柳1882。南関東地区最大規模の拠点で、旧支店と比較して敷地面積は約3倍、建物面積は約2倍=写真1
 整備や塗装などを行うレーンは15レーンを設置。整備ストールは10レーン。このうち5レーンは前後で2台同時整備が可能な通過式を採用した。またフロアリフトや4柱リフトを設置し、従業員の安全や整備の効率化も図った。利用客の待合室は男女別とし、リクライニングチェアなども設置して、快適な空間づくりを目指した。

再移転により名称も変更された大河原サービスセンター

 大河原サービスセンターの新住所は、宮城県大河原町金ヶ瀬中川原62。白石市の「白石サービスセンター」を、規模を拡大して移転=写真2。呼称も「大河原サービスセンター」に変更した。
 レーンは7レーンを設置。整備ストールは5レーンとし、このうち2レーンは前後2台同時整備が可能な通過式を採用した。春日部支店と同じく、フロアリフトや4柱リフトを設置している。
 いずれの拠点も構内は一方通行の車両動線を実現。電気トラック用の充電設備を設置して、今後の商用車の電動化普及促進も目指した。