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22/08/08
花き物流、国が標準化を検討
花きの物流標準化に向け、農林水産省は7月27日、有識者検討会を立ち上げた。パレットや台車の仕様を統一して、物流効率化を目指す。
花き物流は手積み・手降ろしと台車の積み替えが多く発生し、作業時間が長く非効率だった。標準化により物流生産性を向上させることで、トラックドライバーが不足する中でも安定的に運べるようにする。
検討会には日本花き卸売市場協会の役員、同協会内で物流効率化やEDI(電子データ交換)などの電算事務改善を議論する会合の委員長が参加する。
花きは切り花、鉢植えなどいろいろな種類があり、積載の仕方や箱の大きさ、コードがまちまちだ。そこで、会合ではパレットや台車で輸送可能な物の絞り込み、箱のサイズやコードの統一について議論する。
9月中旬に、花き卸企業の部課長が参加する作業部会を開催し、取り組みの実行に向けた方策を現場目線から話し合う。
農水省は来年3月までに、花き物流標準化に向けたガイドライン(指針)を策定する。