• 物流施設

22/08/08

三井不、8月に神奈川県綾瀬市で「MFLP東名綾瀬」をしゅん工

周辺環境と調和したと特徴的な建物デザインの「MFLP東名綾瀬」外観

 三井不動産(本社・東京、菰田正信社長)とIHI(同・同、井出博社長)は8月14日、「MFLP東名綾瀬」をしゅん工する。首都圏への配送や西日本とのアクセスに優れた立地と、IHIグループの機械化ノウハウをテナント企業に提供し、物流効率化に貢献する。
 所在地は神奈川県綾瀬市小園下原720ノ1。東名高速道綾瀬スマートインターチェンジ(IC)に隣接する。敷地面積は約2万7053平方メートル。鉄骨造・耐震構造で地上4階建て。延べ床面積は約6万1442平方メートル、各階のフロア面積は約1万5000平方メートル。

 施設内では、IHI物流産業システムが入居者へマテハンなどの機械化提案を実施。ニーズに合わせた機械化導入で省人化を支援する。屋上には綾瀬市との協定によるドクターヘリポートを設置。綾瀬市消防、東海大学医学部付属病院高度救急救命センターと連携する。平時はドクターヘリなどの救命救急、災害時には防災拠点としても活用でき、地域の救急医療体制の向上に貢献する。