プロロジス、22年12月から東京・辰巳で冷凍冷蔵対応施設を提供

　プロロジス（本社・東京、山田神酒ＣＥＯ）は2022年12月、全館空調付きの冷凍冷蔵対応施設「プロロジスアーバン東京辰巳１」＝イメージ図＝を都内江東区で提供開始する。東京駅から５キロ圏内の立地で、豊洲・東雲・台場などの発展著しいエリアに近接。冷凍冷蔵の食品関連拠点としてだけではなく、多様なビジネス拠点としての活用を見込む。

　所在地は東京都江東区辰巳２ノ４ノ10。敷地面積は5800平方メートル。鉄骨造３階建てで、延べ床面積は9300平方メートル。既存の商業用店舗物件を賃貸用物流施設に用途変更する。８月から改修工事に着工。
　ＪＲ京葉線の潮見駅から徒歩10分の立地。首都高速９号深川線の枝川出口から約１・５キロメートル、首都高速湾岸線の新木場出入口から約４・３キロメートル。都内全域へのアクセスに優れている。都心部の商業施設への店舗間配送やＥＣ（電子商取引）のフルフィルメント拠点や小売・倉庫などの利用を見込む。城東エリアへの即日配送やラストワンマイル配送の拠点としても適している。
　最小で約1980平方メートルから賃貸可能。施設全体で５基の人荷用エレベーターを設置。また、各階アクセスが可能な屋上までの自走スロープを備える。１階は空調を備えた倉庫スペース。有効天井高は約４・８メートル、床荷重は１平方メートルあたり２・０トンで、重量物にも対応可能。２階の一部と３階は冷凍冷蔵に対応した倉庫スペースで、有効天井高は２階が最大４・２メートル、３階が約２・９メートル。