• 物流企業

22/08/04

ダイワコーポ、フードロス削減で年間3・4トンの菓子を寄贈

 ダイワコーポレーション(本社・東京、曽根和光社長)は7月、「フードロス削減プロジェクト」の1周年を迎えた。「こども食堂」や一人親家庭のおやつとして、7月末現在で年間3・4トン分の菓子を寄贈。フードロス食品を活用した子育て支援で地域社会に貢献している。
 学童クラブのおやつ配送を手掛ける荷主ウィライツと共同のプロジェクト。昨夏から定期的に、倉庫の返品在庫の菓子を沖縄県南風原町の子どもたちに届けてきた。
 プロジェクト始動前は、学童欠席分などで返品された菓子は一定期間保管後にまとめて廃棄していた。未開封で賞味期限に余裕のある菓子も多く、SDGs(持続可能な開発目標)の観点からも課題だった。
 廃棄処分費と配送費と比較してもコスト低減を見込み、東京都内の倉庫から南風原町社会福祉協議会や同町役場民生部こども課宛てに発送している。ダイワコーポレーションとウィライツは今後も、共同で同プロジェクトを継続する。

フードロス食品の菓子を段ボール箱にこん包し、沖縄県南風原町に発送

寄贈先の子どもたちや関係者から届いた感謝の手紙