• 船・鉄道

22/07/29

マルエーF、琉球エキスプレス7が進水

 

 東京-名古屋―志布志(鹿児島県)-那覇航路などを運営するマルエーフェリー(本社・鹿児島市、有村和晃社長)は7月28日、RORO船「琉球エキスプレス7」が進水した。今後艤装工事を行い、12月に引き渡しを受ける。
 琉球エキスプレス7は、全長191メートル、全幅27メートル、総トン数は1万3650トン。シャーシ積載量は187台(13メートル換算)。最大速力は約22ノット。フィンスタビライザ(減揺装置)や、離接岸の性能向上のためのパウスラスタ・スタンスラスタを搭載、シリング舵も装備した。
 車両甲板は5層で、2層が乗用車、3層をシャーシやトラクターコンテナなどの積載に当てる。水槽試験で検討重ねた速力に優れた船型を採用。環境性能の向上も図った。建造は内海造船が手掛けている。